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ひらくドアのブログです。ほぼ100%歌・ギターのタカユキカトーが書いてます。

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踊ってばかりの国

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 昨日のライブに来てくれた人はどうもありがとうございました!

昨日の共演の人たちは全部よかったんだけど、踊ってばかりの国(というバンド)が忘れられない。

ライブハウスで一緒になった人のことを「良かった」と言う場合の条件は、楽しい時間が過ごせたなと思うことだけで大丈夫。
つまりお金を払って見たわけじゃないんだから通りすがりに大道芸を見て「良かった」と言うのと同じだと思うんだけど、踊ってばかりの国はそれだけじゃなくて、またお金を払って見たいと思った。

基本的に好きな音楽の中で日本のものは「なんとか歌謡」と言えそうなのが多い。
踊ってばかりの国はサイケデリックロック歌謡だね。
そんなのどこにだってあるじゃんと言われそうだけど、踊ってばかりの国の演奏が始まったら空気の色が変わってしまうんだから、ただのサイケデリックロック歌謡とは全然違ってもうそれはアリとカブトムシの関係と本当に同じ。
| 16:56 | comments(0) |

ベルセバと沈んだ気持ち

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 先日ディスクユニオンで
・ベルセバのIf You're Feeling Sinister
・The Gentle Waves(ベルセバのイザベルのソロ)のアルバム
を買った。
安いなと思ったけど、もう10年以上昔のCDだもんね。

ベルセバのIf You〜は未聴だったからなんとなく買ったけど、なんだこんなに良かったの。日常的にかけよう。

イザベル(様とつけるべきか)のソロも、予想外に良い。
当時(1999年)のベルセバより音が今っぽくてはっきりしている(そのせいかとてもポップに聴こえる)んだけど、ちゃんとあたたかみがある。何よりイザベル(様)の声が一気にたくさん聴けて素晴らしい。

2枚ともこんなにいいとは思わなくて、Perfumeの新しいシングルが出たのに即買うのはよそうかと思っているぐらい。だけどDVD付の初回盤が欲しいしなあ。

最近はなんにもやる気が起こらない。
昨日と今日でやることを色々やったけれど、その前はひどかった。

朝9時に寝て夜7時に起きる、出かけようと思ったら出かける先が閉店している、家でネットをする、朝まで寝られない、という繰り返しだった。
そういうことが4日間続いて、2日間アホみたいに遊んで、また2日間そういうことが続いた。
あの日々は何だったのかわからないけれど、なんだか今も気分がすっきりしない。

そんな中明日はライブ。
渋谷ラッシュで、他の出演者もとても面白そう。
ひらくドアの出番は9時半くらいです。
明日は元気を出すのでよかったらみなさん来て話しかけてくださいね。

原因不明の沈んだ気持ちを、ベルセバ関係の音楽で癒しながら今から寝る予定。
| 03:02 | comments(0) |

祭りの準備

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 4月4日にやる自主企画イベントの出演者が全部決まって、いろいろと準備することが増えて準備しているのだけどそれがなかなか楽しい。
どんどん宣伝するよ!

というわけでここでも。

4月4日(土)下北沢Daisy Bar
ひらくドア自主企画ライブ "LoveLoveLoveLoveLive2"
出演者 ひらくドア ヤーチャイカ テツコ レイト
開場18:30 開演19:00
チケット前売り2000円 当日2300円+1ドリンク500円

ということでとてもとても面白い出演者が揃ったイベントになりましたよ。
みなさんぜひとも4月4日はデイジーバーへ。

あと3月26日にも渋谷LUSHでライブがあるのでそちらもよろしく!
| 04:30 | comments(0) |

ら・リーグ開幕戦〜雨

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今日はホワイトデーで、昨日は「ら・リーグ開幕戦」だった。
それは何かというと、羅生門というバンドとSUNNというバンドが主催した、新宿Live Freakで行われたちょっと変わった感じのライブだった。

このアットホームさは、去年の5月に参加したアルパカ9企画の「下北ファームvol.1」以来だった。今思うと「下北ファームvol.1」で今のひらくドアのスタートを切れたのは幸せだったなあ。
バンド主催のライブはリラックスした雰囲気がとても楽しい。
お客さんまでそれが伝わると良いライブになる。

「ら・リーグ開幕戦」の最初は羅生門のライブで文句なしに楽しい。
タカヒロ・ミズネイラと最前列にいて、腕をふりまわしたりしていた。
次がひらくドアの出番で、もうそのときには割と息があがっていてどうしようかと思ったけれど、テンションが上がってリラックスしていたので、いつもより楽にライブができたように思う。最近いつも緊張しすぎてたのかな。

この日初めて見たバンドで楽しかったのはミルクブッシュ!
髪の長いおじさん(と言ったら失礼だろうか)が、客席に立てたマイクスタンドに向かってストラトキャスターを弾いていて、一目見ただけでギター大好きだとわかるエフェクトボード(VOODOO-VIBE,Blue Box,Bossのアナログディレイ等)を経由してマーシャルアンプとベースアンプ両方から音を出している。聴いたことないぐらい音が大きい。ステージ上にいるドラムの人と向かい合っている。あまりにギターがうるさくて、しかもリハーサルなしだったので、最初のほう歌が全然聴こえなかった。

だけど激しくかき鳴らされたかっこいいギターの音が爆音で鳴っている、歌がなんだかよくわからない、ドラムが激しくリズムを刻んでいる、その音を出している人が目の前にいる、という状態が楽しすぎた。楽しくてビールを買いに行った。楽しく音楽を聴いているときに合わせてビールを飲んでいたらいつもより早くなくなってまた楽しくなった。

とか色々楽しかったんだけど書いたらきりがない。
打ち上げでは帰る気に全くならなくて朝6時半まで常に少ーしずつ飲みながら常に話していた。
何て意味のある時間だったんだろう。一人だったら考えられなかったことをたくさん考えた。
帰りは雨が降っていた。

ライブハウスに朝までいると、外は絶対雨だ。

前にBulletsというバンドをやっていたときに下北沢のBasement Barに朝までいたことがあって、そのとき一緒に出たDucklin' Jellyという、今は解散してしまったけどすごくかっこよかったバンドの人と、今はHOMEというところにいる、Basement Barの小林さんと話をした。バンドについての話と、彼女にふられたときくるりの「グッドモーニング」を聴いていた話と、他にもたくさん。

そのとき僕たちはただの大学生で、なんとなくスタジオに入ってなんとなくライブをして、そのうちロフトでお客さんがいっぱい、みたいになったらいいなーとか思ってた。バカじゃないか。
Ducklin' Jellyはみんな大人でプロを目指していていたけど、なんだか不安気だった。
(このバンドの話をすると長くなるのでまたいつか。)
(そういえば確かこの日BasementでBGMでかかっていてDeerhoofを知った。ライブより踊った。)

その日僕は家の車で来ていて、Bulletsのメンバーを送って帰った。
最初から降っていたのか途中から降り始めたのか忘れてしまったけど、僕が一人でガス橋の近くを通っているとき雨が降っていた。並木が枯れ木で世界の終わりみたいだった。iPodをシャッフルにしていてスピッツの「プール」が流れた。すごく好きな曲だけど、今までの人生で一番良く聴こえた。すごく眠くて道に迷って、もう事故を起こして死ぬかと思ったけど、今死んでも別に何も困らないと思った。自分の中身なんて空っぽだと思った。

次のライブハウスの朝の雨の日は「下北ファームvol.1」の日で、この日もBasement Barだった。SUNNが一緒だった。この時は「ら・リーグ」の朝の雨でSUNNと一緒になるとは知らなかった。

今は自分の中身が空っぽなんて思わないし、今死んだらやり残したことだらけで困る。
なんだか遠くに来てしまったと思う。
これは本当に日記だね。
| 11:40 | comments(0) |

ライブラッシュ

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 このところひらくドア関係のことばかり!
とりあえず15日(日)にまたソロライブがあるのでみなさんぜひとも。

7日
ひらくドアのスタジオ。
そのあとタカヒロミズネイラ家にてCD生産手工業を展開、ヒロヒサカトーと、タカヒロミズネイラ家に宿泊した。
閉店10分前の銭湯に行って風呂桶を独占したり(すみませんでした)、朝8時ぐらいまでヒロヒサカトーとギター2本と嫌な感じの歌詞のジャムセッションをした。

8日
「いろいろな街のいろいろな音を録音しに行くついでにアーティスト写真を撮る会」のはずだったけれど、ほとんど寝ていないせいで異常に眠くていろいろな街には行けなくて、結局江の島に行ってなんとなくいろんな音を録音したり写真を撮って、大船のコーヒー屋の感じの悪い女の客の会話を録音して終わった。
まあしらす丼がおいしかったからいいのかな。

9日
1日じゅう(20時間ぐらい)寝ていた。

10日
新高円寺クラブライナーでソロライブだった。
4月のひらくドア自主企画ライブに出てくれるヤーチャイカの西原くんとラーメンを食べた。
そして西原くんのライブにすごく感激。
他に出ていたバンドも全部良くて、打ち上げも楽しかった。
(打ち上げには「はこモーフ」の人がいて、はこモーフのことは初めて知ったんだけど今マイスペースで聴いたら何これってなっている。(かっこいい))
終電を逃して目黒駅から歩いて帰ることにして、タカヒロミズネイラと若林とまたラーメン。
すごく寒かった。

11日
秋葉原CLUB GOODMANでひらくドアのライブ。
この日はhachiという、佐久間正英さんがベースを弾くバンドと一緒の日だったので前から楽しみにしていたのだった。
hachiの人たちは良い人たちであった。東京は冷たいというのはこういうことなのか。
ライブ後、佐久間正英さんにこっそりサインをもらったのだった。



ジュディアンドマリーのCDを持ってくるのを忘れてしまったけど、「ひらくドアノート」にサインをしてもらって、これはこれで嬉しかったのだった!(ありがとうございました。)
中学高校とジュディアンドマリーを聴き狂っていたので、もう佐久間さんを前にするとわけわからなくなってしまったんだけど佐久間さんは極限まできさくで良い人だった。

それからTHE HOMETOWNというバンドがツボにはまった。
かっこいいバンドがたくさんある。
ライブ後アドバイスをもらった。
何にも負けてられないと思う。

今日は晴れていて時間があるので原付に乗っていろいろな用事をすませます。
| 11:41 | comments(2) |

ニューシングル発売決定!

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はじめまして、ギターのヒロヒサカトーです。
これからたまに僕もブログを更新すると思いますが、温かいコメントだけを受け付けておりますのであしからず。(冷たいコメントについては他のメンバーが絶賛受付中です☆)


さて、昨日は都内でも雪が降りましたね。
雪国の血を引く私ですが、特にその血が騒ぐこともありませんでした。
しかし、雪国の人間にとって雪は当たり前にそこにあるものなわけで、雪が降ったくらいで何も思わないのは自明なわけです。


さてさて、そんな雪の降る日に、犬が庭を駆けずりまわって猫が炬燵で丸くなってる間に、ひらくドアはついに完成したニューシングルをディスクユニオン下北沢店と下北沢ラグーナに納品して参りました!
タイトルは「君の銀色のギター」…ライブでも演奏している曲ですが、とうとうCD化です!

発売日は、


3月10日(火)
(各店で若干のばらつきがあるかもしれません。申し訳ございません。)


でございます!


今回の目玉は、

・100円!
・ベースのテモが録音に参加した初の音源!
・CDの盤面にお楽しみが!
などなど…

今回もディスクユニオンの複数店舗に置かれますし、もちろんライブ会場や通販での販売も実施いたします。
その他詳細は、ホームページでもお知らせしますので、そちらもチェックしてみてください!


皆様、3月10日は「佐藤の日」と覚えず、「ひらくドアのニューシングル発売日」と頭の片隅に留めてくだされば幸いです。


今日は雪国まいたけの話でした…ごきげんよう。


※写真は、下北沢ディスクユニオンにて絶賛発売中のアルバム「LOVE LOVE LOVE LOVE」。ありがたいことに未知の新人チャート2位です。(このCDを持っている、まだ会ったことない人たち。いつか会いたいですね。)
「君の銀色のギター」発売に向けてポップをつけさせて頂きました!
| 18:21 | comments(0) |

中学三年生、僕は本当にリア充だった

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 今日はひらくドアの練習のあとバーミヤンに行ったら制服の高校生がたくさんいた。受験が終わって何かの会があったのかな。
もう卒業アルバムを見ている子もいて、卒アル委員の子なのだと思った。
店内はすごくにぎやかで、本人たちがどういう気持ちなのかはわからないけれど、なんだかみんなきらきらして見えた。

僕の高校は一学年700人以上いたので、卒業アルバムを見てもあまりピンとこなかった。
小学校のは昔すぎるし、卒業アルバムといって思い浮かべるのは中学のそれだ。

中学三年生の頃はものすごい勢いで受験生で、陸上部をやめて軽音部の幽霊部員になったし、友達と遊びに行こうとすると親に止められたりしていた。
いつも遊んでいた友達のグループはいつの間にか少し人数が増えていて少しなじみづらくなった。
だけどクラスの中では普通にすごしていたし、むしろ学級委員をしていたような気もするし学校自体にはなじんでいたので別にすごくつまらないわけではなかった。

夏休みは毎日塾に行った。
ほとんど毎日ギリギリに家を出るからものすごく暑い中駅から塾まで走って、着いてから10分間ぐらい汗がとまらなくて気持ち悪かった。
ギリギリに家を出なかった日はときどき駅のホームで、学校で同じクラスで同じ塾に通っている女の子に会った。
彼女からはスーパーカーやブランキージェットシティや中村一義、斉藤和義、果ては及川光博やWINO、ペンギンノイズまで、僕からはミッシェルガンエレファント、カジヒデキ、アドバンテージルーシーなどなど、という感じにいろんなCDを貸し借りしていて、二人とも小沢健二を崇拝していた。
その子の友達の女の子が中目黒で乗ってきて、僕はその女の子を中目黒さんと呼んでいて、今は本当の名前を忘れてしまった。
昨日の夜布団に入ったんだけど眠れなくて一睡もしてないんだよと言ったら、嘘でしょと笑われた。

この塾というのが代官山にあって、僕は代官山というおしゃれな街に日常的にいることが嬉しかった。
塾の帰りに買いもしないのに雑貨屋さんに寄ったりした。
中高生が好きそうな、カラフルで安っぽくてポップないろんなものがたくさん売っている店が当時は今よりたくさんあって、子供な僕が入ってよさそうな店はそういうところだけだった。
当時よく聴いていたシンバルズがおしゃれっぽい服屋さんでかかっているのを聴いて、自分の趣味って最高だ、最高におしゃれで最先端だ!と思い込んだりした。

塾の宿題はどんどんたまっていった。
好きな女の子にふられて、そのことについてばっかり書いた日記をつけていた。
それから今とほとんど変わらなくてびっくりするけれど、たまったお年玉で買った4トラックMD MTRとドラムマシンとマイクで、夜中に布団をかぶったりしてオリジナルの曲を作った。

夜中まで起きていたからすごく眠い状態でまた塾に行く。
塾に行くときはウォークマンを聴いていた。
その頃ジュディアンドマリーの旧譜が中古で割と安く売っていたので、夏休み中に集めた。
おしゃれな音楽を聴く自分に酔っていたくせに、毎日電車でジュディアンドマリーを聴いた。
ジュディアンドマリーのコークハイパーレディオも毎回聴いた。
ナンバーガールの「転校生」がかかった回があった。
こんなの聴いたことない、かっこいいと思った。

夏休みが終わるとまた学校の授業が始まる。
英語の先生はビートルズマニアで、ビートルズをかけてその歌詞が書いてある札をとる「ビートルズかるた」を授業中に生徒にやらせた。
それを母親に話したら懐かしいわねえと言ってビートルズのCDを全部買ってきた。
少しずつはまって解説を読んで、またはまった。
ビートルズかるたは、空気読めないぐらいいつも一番早かった。

スピッツとジュディアンドマリーとラルクアンシエルとナンバーガールとビートルズとブラーと小沢健二と原田知世とシンバルズとアドバンテージルーシーとカジヒデキとエスレフノックとhalとミッシェルと椎名林檎を得意げに聴いていて、学校には友達に会いに行っていて、なんとなく塾に行っていて、それが全部だった。

というのは今思いだすからで、きっともっとたくさんのことがあって忘れてしまったんだろうな。
それでバーミヤンの高校生がきらきらに見えたんだ。
| 07:19 | comments(0) |